技術概要

PROTĒAN™は従来のコーティング技術に取って代わるとともに、多様な使い捨て紙製品に「サステナブルな製品」としての資格を付与する植物由来の技術プラットフォームです。その独自のフォーミュラは紙の母材内に織り込まれるため、原紙が著しく強化され、リサイクル性も高めらます。PROTĒAN™はプラスチックおよびバイオプラスチック無配合で、いかなる種類のポリ乳酸またはデンプンも含まず、フッ化炭素や動物系ワックスも使用しません。

セルロース系の原料は、その高い熱安定性、良好な酸素遮断性、化学的・力学的弾性、完全な生分解性、および非毒性といった特徴で知られています。これらの特徴を備えたセルロースとその誘導体は、環境にやさしい包装資材や食品サービスへの応用、さらには使い捨て製品用の材料として最適です。しかしながら、これらの分野で用いられるフォーマットの大きな課題はそれらが親水性であるという点、そしてセルロース系原料に耐水性を付与するために利用可能なコーティング剤の多く(化石燃料系の樹脂やポリマー等)は環境にやさしくないという点です。

PROTĒAN™は、通常の条件下で材料のリサイクル性・生分解性・堆肥化可能性を維持しながら、複数レベルの耐水・耐油・耐グリース性を達成することを可能にする、スケーラブルで汎用性の高い技術です。また、揮発性の化合物を一切含まず、地球への負荷を小さくし、大規模な設備投資なしにすべての工場に簡単に導入できる「ドロップインソリューション」です。

PROTĒAN™ を選択する理由

他社が提供する技術と比較した場合、PROTĒAN™は次の4つの面で卓越しています。

サステナビリティの新基準

再生可能な天然資源に由来し、フルオロケミカル/ポリマー/シリコーン/動物系ワックスを含まないPROTĒAN™は、メーカーの皆様が製品性能を損なうことなくカーボンフットプリントを削減するのに役立ちます。その特性は、プラスチックを含まない代替包装資材への移行と廃棄物の削減を目指す、今日のアースコンシャスな消費者の共感を呼ぶことでしょう。

製造効率

PROTĒAN™の導入はとても簡単です。ほとんどの既存の製紙工場では、機械に大きな変更を加えることなく、この技術をコーティングおよび加工工程にシームレスに組み込むことができます。これには、カーテンコーティング、サイズプレスコーティング、ロッドコーティングといった作業が含まれます。他社の技術と比較すると、PROTĒAN™では作業速度が最高で20%速くなり、乾燥時間も短くて済むため、メーカーの皆様はより短時間でより多くの製品を生産することが可能になります。さらに、PROTĒAN™は製品表面の優れた印刷適性、そして加工のための柔軟性を提供します。

適応性

PROTĒAN™はワンパターンのソリューションではありません。現在2種類のコーティング剤――耐水性、耐油および耐グリース性――の形で提供されており、いずれのタイプも様々な用途に応じて容易にカスタマイズできます。添加剤またはコーティング剤のどちらとしてご使用になる場合でも、消費者に高品質イメージを与え、貴社ブランドの誠実性・公平性を守るために必要な性能を提供します。PROTĒAN™は結合剤に添加することにより、紙製品に耐油および耐グリース性を付与するエマルジョンとして使用することもできます。さらに、PROTĒAN™は新たな化学製品の開発につながる大きな可能性も秘めています。

安全性

PROTĒAN™は食品接触材料としてFDAの承認を得ているほか、米国のGenerally Recognized as Safe (GRAS) の各Notice要件も満たしており、非毒性です。可塑剤、BPA、フッ化炭素も一切含みません。

各製品に関する詳細情報は、「耐水性」と「耐油および耐グリース性」の各ページをご覧ください。

関連リソース

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